第10回Bio-SPM夏の学校(旧 バイオAFM夏の学校)の参加者を下記のとおり募集します。
募集の趣旨
金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)では、超解像AFM(FM-AFM及び、3D-AFM)、高速AFM、走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)といった独創的なBio-SPM技術を世界に先駆けて開発し、生命科学研究への応用を進めています。
これらの先端Bio-SPMを自身の研究で使用してみたい若手研究者や学生の皆様を対象に、ご自身で持ち込んだ試料の観察を実際に体験し、新しい可能性を肌で感じていただくことを目的として、Bio-SPM夏の学校(旧称:バイオAFM夏の学校)を開催します。
Bio-SPMは、超解像AFM、高速AFM、SICMに加え、今年から新たに細胞計測AFMも利用いただけます。これ等の中から、ご自身の目的にあった一つを選択していただきます。詳細は、こちらのWebページの「各Bio-SPM技術の概要」のセクションをご覧ください。
観察する試料は、バイオ試料もしくはバイオ研究に関連する幅広い範囲を対象とします。
Bio-SPM夏の学校では、これ等の先端Bio-SPMで研究を行っているNanoLSIのスタッフがインストラクターを務め、装置の操作方法や試料調製のノウハウも学ぶことができます。また、ご自身の試料の観察は、インストラクターとの共同研究として実施していただきます。
参加要件
- 2022年は、コロナ感染拡大状況により日本国内の方のみを対象とします
- ご自身の研究対象の試料を先端Bio-SPMで観察したい方
- Bio-SPM夏の学校の全日程に参加できる方
- Bio-SPMに関する予備知識は必要ありません
- これまでのBio-AFM/SPM 夏の学校に参加された方は応募できません。Bio-SPM技術共同研究の方へご応募下さい。
スケジュール
2022年8月22日(月)~27日(土)・金沢大学角間キャンパス ナノ生命科学研究所(NanoLSI)
参加者は8月22日にNanoLSIに集合し、以下の日程すべてに参加していただきます。
- 初日 8月22日(月)午前:セミナー
- 8月22日(月)午後から26日:参加者はインストラクターに指定されたSPM室でBio-SPMの実験を行います。
- 最終日 8月27日(土):成果発表会
*但し、コロナ感染拡大状況により集合が難しいと判断する場合は、分散開催とします。
分散開催の場合、8月22日(月)のセミナーをオンラインで開催します。個々の参加者には、NanoLSIの担当インストラクターと調整の上、5日間以内で来所し、インストラクターの指定する実験室でBio-SPMの実験を行っていただきます。その後、別途日程を決め、全員参加のオンライン成果発表会を実施します。
募集締切
2022年6月30日(木)17時必着
問合せ先
金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)
kunioka[at]staff.kanazawa-u.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください
定員
約20名
※応募資料の内容を元に参加者の選考を行います。
参加費・旅費
- 参加費は無料です。
- 旅費はNanoLSIから支給します。(旅費は金沢大学の規程に基づいて計算します。また、指定の施設に宿泊していただきます。食費はご自身でご負担下さい。)
コロナウィルス感染拡大防止について/In relation to the prevention of the spread of COVID-19;
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成果の公表について
- Bio-SPM夏の学校で得られた成果が含まれる論文発表等を行う場合は、一般的な共同研究の場合と同様に、論文投稿前にインストラクターにご相談下さい。