金沢大学 ナノ生命科学研究所

淺川雅准教授が文部科学大臣表彰・若手科学者賞を受賞

ナノマテリアル研究所/NanoLSIの淺川雅(あさかわ ひとし)准教授が,平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。

この賞は,萌芽的な研究,独創的視点に立った研究等,高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者に贈られるもので,淺川准教授は「液中原子間力顕微鏡による固液界面の原子・分子スケール研究」が評価されました。

[業績名] 液中原子間力顕微鏡による固液界面の原子・分子スケール研究
さまざまな固液界面現象の理解のためには,液中環境において原子・分子スケール構造を直接観察できる顕微鏡法の確立が強く望まれています。原子間力顕微鏡は近年の技術発展により,液中での原子・分子スケール計測が実現されてきましたが,多くの技術課題が残されています。
本研究では,液中原子間力顕微鏡の安定性・力感度の大幅な向上を実現し,タンパク質や脂質膜など生体関連分子のサブナノメートル分解能計測や,生体分子と水の界面に形成された水和構造・表面揺動構造の空間分布を可視化することに初めて成功しました。
本研究成果は,さまざまな固液界面現象を原子・分子レベルで理解することを助け,生命科学から新規材料開発まで幅広い領域の基礎研究・応用研究を支える基盤的計測技術へ発展すると期待されます。

 

関連情報:

平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について

【研究者情報】淺川雅

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