第9回Bio-SPM夏の学校 in 2021の募集を開始しました!(締切を6月30日迄に延長しました!!)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により実施を中止していました 第9回Bio-SPM夏の学校について、このたび2021年8月30日(月)~9月4日(土)の6日間にて開催することとなりました。
今回は、残念ながら日本国内からの参加のみの募集になります。
募集の趣旨
金沢大学では、超解像AFM(FM-AFM及び、3D-AFM)、高速AFM、走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)といった独創的なBio-SPM技術を世界に先駆けて開発し、生命科学研究への応用を進めています。
これらの先端Bio-SPMを自身の研究で使用してみたい若手研究者や学生の皆様を対象に、ご自身で持ち込んだ試料の観察を実際に体験し、新しい可能性を肌で感じていただくことを目的として、Bio-SPM夏の学校(旧称:バイオAFM夏の学校)を開催します。
Bio-SPM夏の学校では、超解像AFM、高速AFM、SICMの3種類の顕微鏡から自分の目的に合ったものを選択できます。バイオ試料もしくはバイオ研究に関連する幅広い範囲を測定対象とします。そして、日頃からこれらの先端Bio-SPMで研究を行なっているスタッフから、装置の操作方法や試料調製のノウハウも学ぶことができます。是非、ご応募下さい。
実施期間・場所
2021年8月30日(月)~9月4日(土) 金沢大学 角間キャンパス
スケジュール
8月30日(月) 場所:自然科学図書館棟 1階大会議室
【午前の部】
09:30 受付
10:00 開校式 ※英語で行います
【午後の部】
装置の取り扱い説明および実演
8月31日(火)~9月3日(金)
【終日】
実習:持ち込み試料の観察
9月4日(土) 場所:自然科学図書館棟 1階大会議室
【午前の部】
簡単な成果発表会 第1部 ※原則として英語で行います
【午後の部】
簡単な成果発表会 第2部 ※同上
閉校式(夕方)
参加要件
- ご自身の研究対象を先端Bio-SPMで観察したい方(Bio-SPMに関する予備知識は必要ありません)
- 日本国内から参加可能な方(新型コロナウイルス感染拡大のため、今回は海外からの参加は募集いたしません)
- 全日程に参加できる方。
- 以前にバイオAFM夏の学校に参加されたことがある方は参加できません。
(期間外に共同研究を行ってください。Bio-SPM技術共同研究募集については、こちらをご覧ください)
新型コロナウイルス感染拡大防止に関連して
- 日本国内から参加される方のみ応募を受け付けます。
- 採択後であっても、お住まいの地域の感染状況等により、参加をお断りさせていただく場合がございます。
- 状況により、開催中止等の場合がございます。
定員
参加定員は約20名です。参加申込書に記載の内容をもとに選考させていただきます。
結果は7月中旬頃までにメールにてご連絡いたします。
申込方法
参加申込書([Word]、[PDF]に必要事項を記入し、下記までメール送信してください。
送付先: kunioka[at]staff.kanazawa-u.ac.jp [at]を「@」に置き換えてください。
金沢大学ナノ生命科学研究所 国岡 由紀 宛
参加費
- 参加費は無料です。
- 金沢大学までの交通費と宿泊費については、金沢大学の規程に基づいた金額を支給いたします。
- 持込試料の送料および滞在中の食費や日常の諸雑費はご自身で負担いただきます。
- 金沢大学が手配した宿泊施設に滞在していただきます。
募集締切
2021年6月11日(金)17時必着
2021年6月30日(水)17時必着(締切延長しました!)
Bio-SPMのコース選択について
操作方法を習得できるのは、超解像AFM、高速AFM、SICMのいずれか1つです。参加申込書でいずれかのコースを選択して下さい。
超解像AFMの観察対象は、サブナノスケール分解能での2次元および3次元計測を必要とする固液界面の表面構造や水和構造です。その他にもOL-EPMと呼ばれる液中電位分布計測技術と組み合わせて、腐食、触媒、電池、バイオセンサなどの反応分布をナノスケールで液中観察することもできます。高速AFM では、タンパク質やDNAなどの生体分子に加え生細胞やオルガネラも観察できます。SICMでは、少し大きな試料である生細胞や微生物などの生体試料の表面構造・形状から、電池材料、触媒材料の形状、電気化学特性が観察できます。
(注)持ち込み試料の観察に関しては、スケジュール通りの時間がかけられない場合があること、また期間内にその試料に最適な条件での観察を達成することが難しい可能性があることを、予めご了承ください。
ご応募お待ちしております!