News&Topics

掲載日:2026.10.01 イベント

第53回 NanoLSI Luncheon Meeting を開催(2026年9月24日)

9月24日(木)第53回ランチョンミーティングを開催しました。

今回は安藤研究室のTAREG OMER MOHAMMED博士研究員が登壇され、古寺哲幸教授が座長を務められました。
TAREG博士はエリトリアのご出身。エリトリアのアスマラ健康科学大学にて臨床検査科学の学士号を取得後、同大学で卒業研究助手として勤務されました。その後、東北大学にて医学修士号(MSc)および博士号(PhD)を取得され、東北医科薬科大学で、バイオマーカー・がん細胞生物学・細胞メカノバイオロジー・単一分子動態解析の研究助手を務められました。現在NanoLSIにて、高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)を用いた生体分子プロセスのリアルタイム可視化に関する研究を進められています。

講演では、自国エリトリアとその首都アスマラについて紹介するとともに、アファベト(エリトリア北部の町)にルーツを持つご家族についても語られました。エリトリアの地理・建築・自転車文化・食文化・コーヒーの伝統についても紹介され、東スーダンおよびエリトリアで過ごした幼少期についてもお話しされました。また、アスマラでの臨床検査科学の学びから、日本の東北大学での大学院研究、そして現在WPI-NanoLSIで取り組まれている研究に至るまでの学術的な歩みについてもお話しされました。

また、循環バイオマーカー、細胞メカノバイオロジー、高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)を用いた分子動態解析へと至る、ご自身の研究の発展について紹介されました。特に、現在取り組まれているエンドソーム係留タンパク質EEA1に関する研究について詳しく説明をいただきました。

講演後には活発な質疑応答が行われ、参加者は研究内容だけでなく、博士ご自身のご経験についても理解を深める貴重な機会となりました。

               講演者:Tareg Omer Mohammed博士研究員

座長:古寺 哲幸教授

熱心に聞き入る参加者

Tareg先生の故郷・エリトリア