以下は、終了したプログラムの募集要項です。参考情報としてご覧ください。
金沢大学ナノ生命科学研究所 (WPI-NanoLSI) では、2024年度Bio-SPM 技術の共同研究課題を募集します。
1. 募集の概要
1-1. 趣旨
WPI-NanoLSIでは、個々の大学や研究機関の枠を超えて、原子分解能/3D-AFM (FM-AFM)、高速AFM、走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)、細胞測定AFMといった独創的なBio-SPM技術*を利用した共同研究を推進することで、ナノ生命科学の発展に貢献することを目標に掲げています。本事業で募集するのは、所内の受入れ研究者との共同研究として申請者が実施する、上記Bio-SPMを利用した研究課題です(所内Bio-SPM技術付帯設備を利用するものも含む)。
各Bio-SPM技術の概要については、こちらをご覧ください。
1-2. 募集区分
- 来所による共同研究
WPI-NanoLSIに来所していただき、受入れ研究者との共同研究として研究課題を実施するもの - 試料の送付による共同研究(新型コロナウィルス感染拡大防止等により来所が難しい場合)
採択者がWPI-NanoLSIに試料を送付して、受入れ研究者が実験を実施するもの
※ 応募前に受入れ研究者からの了承を得る必要があります。
1-3. 応募資格
国公私立大学、国の研究機関、海外の研究機関等の研究者および技術者(所属組織不問)
- 学生は、申請者(実験責任者)としての申請はできません(当該研究組織への参加は可)。
- 共同研究契約等を締結する必要がある場合があります。
- 一般企業の方は、こちらをご覧ください。
- NanoLSIアソシエイトの方は、一般企業の所属であっても申請を受け付けます。
1-4. 研究期間
第1回、第2回採択者 | 選考・手続き完了後、2025年3月31日までの期間 |
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- 今年度は第3回募集を行いません。
- 採択後、1ヵ月以内に来所日程を決定していただきます。
- 受入れ研究者の状況により、実施時期の希望に添えない場合があります。ご了承ください。
1-5. 選考方法および結果の通知
金沢大学WPI-NanoLSI専門委員会の議を経て所長が採否を決定し、申請者に通知します。
1-6. 応募方法
応募書類
事前に所内の受入れ教員と申請内容について相談済みの場合は、その旨申請書に記載してください。
提出期限
第1回 2024年 5月29日(水)17時【必着】
第2回 2024年 9月18日(水)17時【必着】
緊急で実験を希望される場合には、所内研究者と調整済みの場合のみ、提出期限に関わらず受け付けることがありますので、下記「1-7.研究内容等についての問い合わせ先」にご相談ください。緊急申請が採択された場合、実施時期が翌年度になる場合があります。
提出先
金沢大学WPI-NanoLSI Bio-SPM技術共同研究事業担当 山崎・国岡
〒920-1192 石川県金沢市角間町 Tel: 076-234-4589
E-mail: nanolsi_openf01[at mark]ml.kanazawa-u.ac.jp
※ [at mark] を @ に置き換えて下さい。
1-7. 研究内容等についての問い合わせ先
希望するBio-SPM技術の種類(原子分解能/3D-AFM、 高速AFM、 走査型イオン伝導顕微鏡(SICM)、細胞測定AFM)を明記の上、問い合わせ窓口にメールでお問い合わせください。後ほど、担当者より回答します。
問い合わせ窓口: nanolsi_openf01[at mark]ml.kanazawa-u.ac.jp
※ [at mark] を @ に置き換えて下さい。
2. 採択後のお手続き
2-1. 研究成果報告
2025年5月9日(金)までに下記の書類(様式2及び様式3)を提出してください。ご提出いただいた書類のうち、様式3については、2025年度中にWPI-NanoLSIのHPにて公開します。
【様式2】 | 2024年度 Bio-SPM技術共同研究事業 研究成果報告書 | 準備中 | |
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【様式3】 | 2024年度 Bio-SPM技術共同研究事業 研究成果の概要 | 準備中 |
2-2. 学術論文での本研究による成果の発表
本事業の効果指標とするため、成果として論文発表された場合は、ご報告くださいますようお願い申し上げます。研究実施後3年間は、毎年6月ごろに本事業に参画された実験責任者にメールによる照会をさせていただきます。
3. その他
- 上記1.の設置目的に沿った課題を優先的に採択します。申請に当たっては、Bio-SPM観察に向けた試料調製を既に済ませ、ある程度の予備実験(生化学実験や観察条件の検討、顕微鏡(光学顕微鏡、電子顕微鏡、SPM等)観察など)を開始していることが望まれます。ただし、予備実験結果のない申請に関しても、内容に応じて採択されることがあります。
- Bio-SPMでの実績がまだあまりない試料や測定方法について、「予備検討」として採択する場合があります。予備検討では、専門の技術職員が測定条件の検討のための予備実験を行います。測定条件が定まり、提案内容が実施可能と判断されましたら、本格研究に移行します。
- 本研究課題が採択された場合、実験責任者及び共同実験者は、金沢大学WPI-NanoLSI共同研究員になっていただきます。本学の宿泊施設(角間ゲストハウス:http://guesthouse.w3.kanazawa-u.ac.jp/index.html)を利用することができます。本学宿泊施設に空きがない場合は、民間の宿泊施設をご利用ください。
- 来所に伴う旅費(交通費、日当、宿泊費)の支援を申請される場合は、応募書類様式1の該当する欄にチェックを入れてください。審査の結果、WPI-NanoLSIから、1申請あたり国内からの申請者20万円、海外からの申請者35万円を上限として、本学旅費規程に従った額の旅費を支援する場合があります。(航空運賃が規定を超える場合*は、採択後にご相談下さい *最も低価格な路線が基準になります。)試料の送付による共同研究では、試料の送料はWPI-NanoLSIが負担します。
- 応募課題のうち、がんに関連する研究テーマで特に優れた研究提案に対しては、審査により金沢大学がん進展制御研究所から1申請あたり国内からの申請者20万円、海外からの申請者35万円を上限として、本学旅費規程に従った額の旅費の支援を行う場合があります。支援対象の成果を論文として発表する場合には、謝辞として「金沢大学がん進展制御研究所における共同研究による」旨の文章( This work was partly supported by Extramural Collaborative Research Grant of Cancer Research Institute, Kanazawa University. )の記載をお願いします。
- 研究組織に学生(大学院生および学部学生)を含めることができます。その際、指導教員の承認を得る(応募書類様式1に承諾の署名欄があります)とともに、所属大学において「学生教育研究災害障害保険」等に加入してください。なお、学生の旅費支援については、大学院生のみ対象となります(学部学生には支給しません)。
- 上記において、「学生の取り扱いについての誓約書」欄に署名された指導教員等が異動等になった場合は、新たな指導教員等の承認が必要となりますので、その際は、金沢大学WPI-NanoLSI Bio-SPM技術共同研究事業担当まで、お問い合わせ願います。
補足事項
- 申請書内の生年月日、年齢、性別 欄について
文部科学省への評価調書提出時に、共同研究員の「若手研究者数」および「性別研究者数」を報告する必要があるため、本欄を設けています。本欄の記入内容が採否に影響することはありません。なお、記入内容は個人情報として取扱いに十分留意することを申し添えます。 - 申請書の記入にあたっての注意事項について
各欄、スペースが不足する場合は、適宜追加の上、記入してください。全体のページ数が増加しても構いません。
各種様式
【様式1】 | 2024年度 Bio-SPM技術共同研究課題 申請書 兼 共同研究員承諾書 | Word | |
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【様式2】 | 2024年度 Bio-SPM技術共同研究事業 研究成果報告書 | 準備中 | |
【様式3】 | 2024年度 Bio-SPM技術共同研究事業 研究成果の概要 | 準備中 |
2024年度報告書提出締切:2025年5月9日(金)
過去の報告書はこちら
2024年3月12日更新