掲載日:2023.05.16 ニュース
G7富山・金沢教育大臣会合のエクスカーション(視察)で中島美紀教授が発表を行いました
5月15日(月)、金沢大学自然科学本館及び自然科学大講義棟においてG7富山・金沢教育大臣会合のエクスカーション(視察)が行われ、G7各国の大臣や国際機関の代表者の方々が本学を訪れました。
エクスカーションの冒頭では、和田学長がウェルカムスピーチを行い、本学の歴史や発展に触れながら、金沢大学は、一人一人が輝く社会の実現に向けて学生や研究者が十分に活躍できるよう後押ししていく旨を述べました。続いて、中村研究担当理事が、本学の研究・社会共創活動が生み出す「未来知」によるWell-being実現に向けた努力を紹介しました。その具体的な取組みとして、ナノ生命科学研究所(NanoLSI)の中島美紀教授らが、本学の先端研究の成果や産学連携のプロジェクトが目指す未来の社会について各国代表者に説明しました。
中島教授は”Visualizing small things leads to big discoveries “と題して、バイオ走査型プローブ顕微鏡(SPM)技術や研究者の約36%がG7諸国を含む海外出身者であることに触れ、NanoLSIが世界でも類を見ない国際研究拠点であることを紹介しました。また、中島教授とMadhu Biyani特任助教がバイオSPM技術を用いて有望な抗がん剤分子を特定した研究成果を紹介し、NanoLSIは希望ある社会と人々の幸福の実現に向けて研究活動に取り組んでいくと結びました。
エクスカーションの詳細については金沢大学Websiteをご覧ください。