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⾦沢⼤学ナノ⽣命科学研究所竣⼯記念式典を挙⾏

12月14日，金沢大学ナノ生命科学研究所竣工記念式典を挙行しました。

本研究所棟は，令和2年9月に竣工されたもの。ナノ生命科学研究所は平成29年度に世界トップレベル研究拠点プログラム（WPI）の採択を受け創設され、大学の既存施設の大幅改修によって研究環境の整備を行ってきましたが、研究交流スペースの不足など、課題も残されていました。新設された本研究棟では、研究室ごとの仕切りがない大空間の共用研究室・実験室に、ナノ計測学・生命科学・超分子化学・数理計算科学の研究者が集まり、生命の誕生，疾患，老化などのあらゆる生命現象のナノレベルでの根本的理解を目指します。

記念式典では，山崎学長の式辞に始まり，萩生田文部科学大臣からの祝辞披露（山﨑文教施設企画・防災部長代読），来賓祝辞，海外主任研究者からのメッセージ披露の後，列席者代表によるテープカットが行われ，本研究所棟の完成を祝いました。

その後，福間剛士ナノ生命科学研究所長による本研究所のミッション、研究内容の紹介が行われ，新研究所棟において様々な研究分野、バックグラウンドを持つ研究者が切磋琢磨し、新たな融合研究や国際連携を推進することを誓い、更なる研究の推進に向け決意を新たにしました。