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掲載日:2018.10.05 イベント

第32回 NanoLSI公開セミナー「Uncovering the pro-tumourigenic role of innate immune regulators in cancer」を開催

10月1日(月)に、金沢大学がん進展制御研究所4F会議室において、オーストラリアのモナシュ大学ハドソン医学研究所のBrendan Jenkins教授をお招きして、NanoLSI公開セミナーを開催しました。

セミナーでは、胃がんや膵臓がんの発生過程におけるToll様受容体(TLR2)を介した自然免疫反応や、ASCによるインフラマソームの役割について、最新の研究成果を紹介して頂きました。

腫瘍細胞におけるこれらの自然免疫反応の活性化が、がん細胞の生存や増殖を促進することから、新規抗がん剤の開発に重要な標的であることなど、基礎研究成果から臨床展開の現状について講演していただきました。

セミナーには、研究所内外の教職員、大学院生等約34名が参加し、とても活発な質疑応答や意見交換が行われました。

dan Jenkins先生