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掲載日:2022.01.26 イベント

WPI拠点間の連携強化「2nd WPI NanoLSI-iCeMS Joint Symposium」を開催

1⽉12⽇,13日の2日間,京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)(以下,「iCeMS」)とナノ生命科学研究所(NanoLSI)(以下,「NanoLSI」)は,合同でジョイントシンポジウムを開催しました。NanoLSIを配信拠点とし,オンラインで開催され,2日間で計約170名の研究者,学生が参加しました。本シンポジウムは,両WPI拠点間の連携強化のため,2019年に始まり,今回が2回目の開催となります。

はじめに開会の挨拶として,仲野徹先生(iCeMSアカデミー・オフィサー),中野明彦先生(NanoLSI プログラム・オフィサー)からジョイントシンポジウム開催の意義についてお言葉をいただき,次いで,両拠点長,iCeMS 北川進先生,NanoLSI福間剛士先生から拠点の取組みについての紹介があり,2日間にわたるシンポジウムの幕開けとなりました。

中野明彦先生(NanoLSI プログラム・オフィサー)の開会挨拶

中野明彦先生(NanoLSI プログラム・オフィサー)の開会挨拶

今回は,「Nanometrology and Advanced Materials」をテーマとし,ナノ計測学及び超分子化学を専門分野とする研究者を講師に迎え,どのセッションにおいても活発な議論が繰り広げられました。

質問をするNanoLSI拠点長 福間剛士先生

質問をするNanoLSI拠点長 福間剛士先生

また,講演セッションの後には,「Collaborative research round table」と題して,ざっくばらんな話し合いの場を設け,共同研究につながるより踏み込んだ議論が展開されました。

「Collaborative research round table」の様子

「Collaborative research round table」の様子

両WPI拠点の研究力促進につながる本取組は,今後も毎年継続されます。最後に,今回の運営に携わったiCeMS副拠点長 深澤愛子先生,NanoLSI PI 生越友樹先生,NanoLSI事務部門長 福森義宏先生から,閉会の挨拶があり,両拠点のより一層の発展と,次回の対面での開催を祈念して閉幕となりました。

次回の対面開催を祈念して記念撮影

次回の対面開催を祈念して記念撮影