掲載日:2018.10.02 ニュース
金沢大学公開市民講座「『未踏ナノ領域』の開拓に挑む~金沢大学ナノ生命科学研究所」を開講
9月30日,公開市民講座「『未踏ナノ領域』の開拓に挑む~金沢大学ナノ生命科学研究所」(全3回)の第1回目を金沢大学サテライト・プラザで開講しました。
初回は,ナノ生命科学研究所長の福間剛士教授が,「顕微鏡で観る物性や生命現象の起源」と題して講演。それまで不可能だった液体中で原子などを直接観察できるFM-AFM顕微鏡開発のエピソードや,現在,ナノ生命科学研究所で取り組んでいる,生命科学分野に残された「未踏ナノ領域」開拓という大きな挑戦についての講演を行い,約40名の参加者らが熱心に耳を傾けていました。講演後には,参加者から多くの質問が投げかけられ,活発な質疑応答が行われました。
次回以降の講座では,それぞれ「超分子化学で生命・ナノ領域を操る」(10月14日),「顕微鏡で『がん』を観る」(10月21日)をテーマに講義を行います。
福間剛士教授(ナノ生命科学研究所長)
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