掲載日:2025.07.11 イベント
第9回 NanoLSIシンポジウムをISMSC2025と共同で開催
2025年5月25日(日)から26日(月)にかけて、京都府京都市のロームシアター京都および京都市勧業館みやこめっせにおいて、「第9回NanoLSIシンポジウム」が開催されました。
本年のシンポジウムは、ISMSC2025(第19回大環状分子および超分子化学国際会議)実行委員の生越友樹教授(京都大学・金沢大学NanoLSI)、秋根茂久教授(金沢大学NanoLSI)、矢貝史樹教授(千葉大学)の協力のもと、ISMSC2025との共催という形で実施され、約930名の参加者を迎える盛会となりました。
ISMSCは、ノーベル賞受賞者を含む世界的な超分子化学の研究者が一堂に会する、同分野における世界最大規模の国際会議であり、幅広い研究領域を対象としています。今回の共同開催は、異分野融合によって新たな学問領域「ナノプローブ生命科学」の創成を目指す私たちにとって、極めて意義深い機会となりました。
シンポジウムは、生越教授による開会挨拶で幕を開け、2日間にわたるメインセッションでは、金沢大学NanoLSI所長・福間剛士教授をはじめとする43名の講演者が登壇し、最先端の研究成果が発表されました。各講演後には活発な質疑応答が行われ、分野を超えた熱心な議論が展開されました。
また、2日目には155名の若手研究者によるポスターセッションも実施され、次世代を担う研究者同士の交流と連携が一層深まりました。
本シンポジウムの成功は、ISMSC2025実行委員長である生越教授をはじめ、運営に携わってくださったすべての皆様のご尽力の賜物です。ここに改めて、深く感謝申し上げます。
シンポジウムについての詳細はこちら(英語のみ)。