掲載日:2022.11.18 イベント
第6回 NanoLSIシンポジウム – Nanoprobe Technology for Understanding Molecular Systems – を開催しました
2022年11月14日(月)、15日(火)の2日間、ANAクラウンプラザホテル金沢において、6th NanoLSI Symposiumをハイブリッド形式で開催し、国内外から約150名の研究者、学生が参加しました。
今回は、ナノ計測学分野において、高速AFMを用いた1分子観察を主に研究する柴田 幹大教授がオーガナイザーとなり、「Nanoprobe Technology for Understanding Molecular Systems」をテーマに、日本をはじめ欧米・アジアの著名な研究者をお招きして、最先端のプローブ技術についてディスカッションを行いました。3年ぶりに国内だけでなく海外からも招待講演者を会場にお招きすることができ、どのセッションにおいても、より活発な議論が繰り広げられました。
また、ポスターセッションでは、本研究所の若手研究者や学生が発表者として参加し、コロナ禍が始まって以来機会が失われていた、共同研究の芽となる“雑談”も行われ、充実した研究交流となりました。
こうした、対面だからこそ生まれる白熱した議論や研究交流が、将来、本研究所のミッションである“生命の誕生、疾患、老化などのあらゆる生命現象のナノレベルでの根本的理解”に向けた有機的な共同研究につながることが期待されます。